町内会やってみた
関東のとある住宅街に引っ越してはや数年。我が家にも町内会の班長の番が回ってきました。
町内会とグーグルで調べると「町内会 入らない」「町内会 断り方」と検索している人が多いみたいですが、ここでは、やってみてどんな事が大変だったか、よかったか、もしくはこうすればよかったなどをお伝えできればとおもいます。
役職決め
我が家はひと昔前に造成された住宅街のため、そこに住んでいる皆さんもリタイアしている人が多く必然的に?町内会も高齢の方がいっぱいいます。会長も同じ人が長年務めていましたが、引退するとのことで、役職決めは会長まで選ぶことに!みんなできれば簡単な役職につきたいので、結局はジャンケンで決めることになりました。何度も負け続け決まったのは児童少年部でした。
町内会の班長の仕事内容
町内会はエリアにより班にわけられます。
- 会費集め(年2回)
- 回覧・配布
会費集め(年2回)
会費集めは年2回あって、事前に回覧で何日に伺いますと伝えておいて回収します。
我が家はこのエリアではまだ新参者なので、挨拶がてらに回っていきます。
子供と会費集めにいくと、お菓子をもらったり、わざわざ子供たちのプレゼントを用意
してくれる家庭もあり、ご近所づきあいのきっかけになりよかったです。
回覧・配布
班ごとに毎月配布物があったりします。また、回覧はクリアケースに入れて回してもらいます。
町内会(児童少年部)の仕事内容
- ラジオ体操開催
- 夏祭り開催
- 運動会取りまとめ
ラジオ体操開催
ラジオ体操は夏休み期間中ずっとではなく、夏休みの初めの1週間だけ行いました。
ラジカセのボリュームを最大にしてラジオの生放送を流してみんなで行いました。
子供たちは学校からスタンプカードをもらっていて、来る人は毎日参加していました。
スタンプ2コ以上の人は最終日に景品をもらえることを知っているのか最終日にちゃっかり来る人もいました。私はラジオ体操を行ったあとに、そのまま会社に行くスタイルでした。
翌年からラジオ体操は録音されたものに変わり時間も7時からと遅くなり早起きが苦手な人にとっては少しだけ楽になったようです。
夏祭り開催
夏祭りはヨーヨー釣り、くじ引き、スイカ割り等を行いました。 近所の八百屋でスイカを手配して、ヨーヨーやくじ引きはネットで仕入れて当日を迎えました。野球少年団の親たちが仕切ってくれて無事に終了しました。
運動会取りまとめ
町内会対抗の運動会があり、その参加者を集うのと、お弁当の手配が児童少年部の役割。なんと町内会対応のリレーがあり、しかも、年齢別に選手を集めなくてはならず50歳代の人が集まらず、お隣さんを何とか口説いてメンバーを作りました。
町内会の連絡手段
町内のお困りごと
月に1回集まりましたが、色々と町内のお困りごとを班長さんに相談されることが多く、特に多かったのは下記です。
- ゴミの扱い
- 隣の家のはみ出た木の扱い
ゴミの扱い
ゴミはどなたかの家の前に置き場所をつくり回収してもらうのですが、やり方は色々あるようです。我が家は各家庭で大きなゴミ箱を出す方式でしたが、なかにはゴミ袋をそのまま出すスタイルでカラスにやられて困るという相談が数件あがりました。
隣の家のはみ出た木の扱い
隣の家の木が生い茂り、何とかなりませんかとの声も複数ありました。結論から言うと勝手に切ってはいけない法律があるため、隣の人に要請するの正解のようです。隣家とコミュニケーションをとるのが少なくなっているのか、思っていることを言えない人が班長さんに相談するみたいですね。
まとめ
勝手がわからず、前担当者の引継ぎノートをみて、悪戦苦闘して1年間班長をやりました。結局、児童少年部の人たちと仲良くなり、近所づきあいができ、終わってみればやってみてよかったかもと思える1年間でした。ただ、班長は持ち回りのためあと10年程手を上げなければすることはないので、今回のことはすっかり忘れてしまうかもと思った次第です。